インドのおやつ
2020.05.18
こんにちは、事務局のKです!
インドといえばカレー!と思われる方も多いとは思いますが、
カレーばかりではないインドのおやつを紹介したいと思います。
食べたくなること必至ですので、お腹が空いている方はくれぐれもご注意くださいね★
尚、全てインド出身の友人の作った家庭料理になりますので、
食べたくてもなかなか食べられない可能性があります・・
世界一甘いかもしれない定番スイーツ:Gulab jamun
世界一甘いのではないかと噂の“グラブ・ジャムン”です。
わかりやすく言うとドーナツのシロップ漬けです!!
但し、小麦粉ではなくKhoyaというインドやネパールの濃縮乳(ミルクを煮詰めて作った固形)で
作られています。
一説によると100g当たり250kcalだそうですが、もっとありそうな気がします・・
銀色のものはデコレーションだそうで、日本の食用銀箔と同じようです。
日本でもインド系スーパーはもちろん、海外食品を取り扱っているお店でも見かけますので、
日本のスイーツの甘さでは物足りない方、是非お試しください!!
定番料理:Samosa
もう1つ定番料理、サモサのご紹介です。
日本ではカレーの次に知られているのではないかと思われるインド料理です。
中の具材はじゃがいもがメインで、一般的に玉ねぎ、グリーンピース等の野菜に
ターメリック・ガラムマサラ等のスパイスを炒めたものを、
薄力粉ベースの皮に包んで油で揚げてあります。
カレーと同じスパイスが入っていて、この独特なフォルムですのでインドを感じられること間違いなし!
ちなみにこのヒダの部分はフォークを使ってつくっているそうです。
餃子のように手でヒダをつくるわけではないようですね。
作り方も簡単なので、お家で作ってみてはいかがでしょうか。
甘じょっぱいお菓子:Dahi bhalla
甘じょっぱいお菓子の紹介です。
写真ではわかりづらいですが、中に豆で作ったボールがあり、ヨーグルトのソースがかかっています。
工程を調べてみたところ、豆をペースト状にしたものを揚げた後、一度水に浸します!
(揚げた後水に浸すという工程はなかなか聞かないユニークな工程ですね!)
そこに甘くないヨーグルトをかけたもの。
グリーンチャツネとタマリンドチャツネにチリパウダー、クミン、チャットマサラ、
ブラックペッパー等を振りかけ、最後にパクチーをかけて出来上がりです。
さすが、インドのお菓子には香辛料がたくさん使われていて手が込んでいますね!
お菓子にパクチーという組み合わせも日本人にとっては斬新!!
日本ではヨーグルトのかかっている甘じょっぱいお菓子は見かけないので、
パクチー好きの私にとっては一度食べてみたいお菓子です。
赤砂糖使用のゴマスイーツ:Till laddoo
最後はベジタリアンに愛されるゴマスイーツのご紹介です。
煮詰めた赤砂糖に炒ったゴマとローストしたココナッツ、ピーナッツを砕いたものを加えて
温かいうちに丸めたスイーツです。
写真のものはドライフルーツも混ぜてあるそうです。
プレートやスパイス用の器も写真のような鮮やかな装飾で飾ればお祝い事にもピッタリですね。
今回紹介した4つのインド料理の中で唯一揚げ物ではないゴマスイーツ、ナッツ類と砂糖で
カロリーは気になるところです…が、栄養価は高いこと間違いないです!!
個人的には今一番食べてみたいインドおやつです。
★スパイスの歴史について:インドでは熱い気候の中食欲を維持する為にスパイスが
普及したといわれています。
また、宗教上菜食主義が根強い為、スパイスを使った野菜中心の様々なインド料理が
生み出されたそうですよ。
日本で作るおやつとはずいぶん違いますが、
随分手の込んだおやつを家庭で作っているのだなあと感心します…
揚げ物が多いですが、調べてみるとヨーグルトを使った料理が意外と多いです。
Gulab jamun 作りの工程で出てきたKhoyaというインドやネパールの
濃縮乳(ミルクを煮詰めて作った固形)を使うことも多いようです。
インドは様々な乳製品を自国で生産しており、ギー(バターオイル)やヨーグルトを
家庭で作ることも多いそうですよ。
そういえばインドレストランで定番のラッシーも乳製品ですね!
この時期お家に籠ることを余儀なくされている方も多いと思いますので、
この機会にインド料理を手作りで極めるのもよいと思います。
私も香辛料集めから始めてみようと思います!
もし・・もし作ったらまたここでご紹介しますね★